犬にかまれた犬の治療を見てみる
おうちのない犬達を治療するVet Ranchの映像から、ほかの犬に襲われて大けがを負った犬のバルコの治療の様子を見てみた。
単に襲われただけでなく、噛み傷から細菌感染して皮膚が壊死してしまう。
黙って治療に耐えるバルコが痛々しい😢
英語をなんとか聞き取って、まとめてみました。(多分こう言ったと思う)
被害者バルコ。
後肢の噛まれた部分を洗い、毛を剃って傷口が見えるようにしました。
すると、大腿と下腹部に何カ所もの噛み跡が現れました。
傷口から生理食塩水を入れると、噛まれた出口から出てきます。
食塩水で皮膚が膨らむので、皮膚が組織からはがれてしまってることがわかります。
とりあえず、最初の治療が終了。
ところが、
細菌が深く入り込んでて、皮膚が壊死。
壊死部分が、無事だった部分からはがれてしまってます。
だめになった部分を切除し、食塩水を浸したガーゼで傷口をカバー。
でも、筋肉が腐ってしまい、骨が露出(白い部分)。
そこで、傷を洗浄後、砂糖をだーっとかけます。
これにより、組織の再生を助けるらしいです。
そうすると6週間後には、周りの皮膚がかなり再生しました。
内股のほうも、一度縫合した部分も皮膚がダメになったため傷が開いてしまいました。
洗浄して、両端を再縫合し、中央部は砂糖を浸したガーゼで覆うと、
こちらはかなりきれいに皮膚が再生しました。
外側のほうは、最終的に筋肉が完全に再生することはなかったみたいですが、走ってる姿を見ると、ほとんど支障がないようです。
生きてる犬に壊疽が生じてるのが衝撃的でした。
まだ病気の部分を静止画としてしか見たことなかったので。
とりあえずハッピーエンドでよかった。